2024.10.21
7月28日(日)、光と音のホールにて
「親子であそぼうさい」~折り染めランタンづくりと防災あそび~を開催しました。
現在、世界各地では地震や津波、水害など様々な災害が起きています。
もし、災害が起きたらどうする?どんなことを備えたらいいと思う?
みんなで考えたり、遊んだり、作ったりしながら、防災について知識を深めました。
講師は、JICA海外協力隊でフィリピンの火山被災地で活動し、
現在も子育て防災支援士と保育士として災害支援活動等を行っている、
佐竹直子先生をお迎えしました。
また、海外協力隊として世界の国々で活動されていた、
新潟県青年海外協力協会のみなさんにもお手伝い頂きました。
「避難所に100人います。おにぎりが50個届きました。」
A 配る B 配らない
「避難所にペットは連れていく?」
『防災クロスロード』では、いくつかの質問に答えながら、意見を出し合い、お友達の考えを聞きました。
答えや正解はありませんが、お子さんも保護者の方も自分の考えを素直に発表しました。
灯りがなくなったらどうしよう?
クリアファイルや紙など身近な材料を使い、
模様も楽しめる『折り染めランタン』を作ってみました。
紙を折って、絵の具に付けると
あっという間に素敵な色や形の模様ができました。
ランタンの紙を乾かしている間は、『非常持ち出し袋ゲーム』に挑戦しました。
20個くらいのアイテムの中から、自分が持ち出したい物5個を選び、
リュックの台紙に貼ります。
「もっとたくさん持ち出したい!」
「ママたちが〇○を持ってくれれば、私たちはおもちゃやお菓子を持って行けるね!」
「本当に必要なものは何だろう?」
親子で災害時を想定し、じっくり話し合い、少しずつ非常持ち出し袋が完成しました。
何を持ち出すか?どうしてそれを選んだか?
みんなで発表し、先生やボランティアの大学生の意見も聞きました。
お友達や先生は意外な物を選んでいて、びっくり?!?!なるほど!!!
このゲームを通して、自分の意見を発表したり、
お友達や大人の意見を聞くことの大切さも学びました。
その後は、『段ボールイスづくり』を行いました。
被災地や避難所を経験した佐竹先生によると、
避難所には全国から届けられた物資の段ボールはたくさんあるそうです。
その段ボールとガムテープ、ハサミを使って、丈夫なイスを作りました。
ハサミで切り込みを入れたり、箱を織り込んだり、ガムテープで貼ったり、
あっという間にイスが完成!
難しいところは、スタッフやボランティアさん、
近くにいた大人の方に手伝ってもらいました。
1人でできないことも、誰かに手伝ってもらいながら、
みんなで協力することで難しいことも簡単に楽しくできましたね。
完成したイスに座ってみたり、上に立ってみたり、お子さんたちは大満足!!
先生から段ボールの目の向きに仕掛けがあることを教えてもらいました。
ランタンの紙が乾き、きれいな色が浮かび上がりました。
クリアファイルに取り付け、ランタンが完成!
段ボールイスの上にランタンを置き、ホールが暗くなると…
優しい光が灯り、みなさんの歓声が響きました。
じっと見つめながら、「わあ!きれい!!」
色々な新しいことを体験したお子さんたち。
難しいと思っていたこともみんなで協力し、助け合いながらできました。
「楽しかった!」「もっとやってみたい!」
「防災」について、楽しみながら親子で取り組み、考え、体験できました。
できることから、少しずつ
備えてみよう
ご参加頂いたみなさん、講師の佐竹先生、
新潟県青年海外協力協会のみなさん、
ありがとうございました。