2025.04.09
2025年3月8日(土)に
「みて・ふれて・かんがえる 組子のひみつ―ミニ障子づくりー」
を開催いたしました。
その時の様子を少しお伝えいたします。
新潟市にある画廊、新潟絵屋さんにご協力いただき、
現役の作家さんを講師にお招きして様々なイベントを行ってきました。
今回は講師に吉田新弥さんをお呼びいたしました。
吉田さんは南区で建具やさんをされている職人さんです。
障子戸や引き戸など、
自分の背丈以上のモノを作りあげている職人さんとともに、
「建具」「組子」、そして素材となる「木」について、
体験しながら深めていきました。
木を積むこと、木を組むこと。それぞれの特徴を触りながら確認…。
ミニ障子作りでは、4種類の木でできたパーツを
1つ1つ嗅ぎながらもっていきます。
「これは好きな匂い」「さっきよりもこっちが好き」「嗅いだことあるな~」
こどもたちの素直な感想がこぼれます。
木を組んでいくのは、簡単そうにみえて少し難しい。
あれ?なんでだろう?手を動かしながら考えます。
しっかり他のパーツも確認して、今度はどうだとはめてみると、
すっとはいっていく感覚があります。
手を動かしながら木を感じて作ることができていたようです。
できた作品を並べると、1つとして同じ模様がなく、びっくり。
中にはわれてしまったパーツも組み入れる、
こどもならではの発想もありました。
参加してくださった皆さん、講師の吉田さん、
そして協力いただいた新潟絵屋さん、ありがとうございました。